世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦は29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われ、同級3位の亀田興毅(亀田)がチャンピオンの内藤大助(宮田)を3-0の判定で下し王座を奪取、2階級制覇に成功した。日本のジム所属選手の2階級制覇は7人目。
亀田は2006年8月に世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座を獲得。同年12月に初防衛した後、返上していた。戦績は22戦22勝(14KO)無敗。
6度目の防衛を狙った内藤は日本人選手の同級王座防衛回数の単独最多、自らの持つ日本選手の世界王座最年長防衛記録の更新を狙ったが、及ばなかった。戦績は41戦35勝(22KO)3敗3分け。