日本マクドナルド株式会社は、今年の夏に予想される東京電力および東北電力管内での電力供給不足に対応するための節電計画を発表した。
節電計画が実施されるのは、7月1日から9月30日までの3か月間。東京電力管内の約1300店舗、東北電力管内の約200店舗、ならびに本社が実施対象となる。
主な実施項目挙げられているのは、
「店舗の照明のLED化および店内外照明の一部消灯」
「厨房機器ON-OFF調整による削減」
「店内の空調設定温度の変更、等」
「本社オフィス、一斉夏休み取得の推奨によるオフィスの節電」
「本社オフィスの在宅勤務推進と照明一部消灯(蛍光灯700本削減)」
「本社オフィスの残業ゼロによる、空調及び照明の削減」
など。店舗では合計15%以上の消費電力削減を目標とし、本社屋に関しては25%削減を目標としている。さらに、食材専用ラインを有する取引先にも15%以上の消費電力削減を要請しているという。
また、6月24日から8月中旬には、ドリンク(炭酸商品)の全サイズ(S、M、L)をSサイズ価格(100円)で提供して涼しさを届ける、節電啓発キャンペーンを行うことも発表された。