12/ 9 09:30発表
●小売価格(税込)
金 : 4,533円/g
銀 : 86,310円/kg
プラチナ: 4,042円/g
●買取価格(税込)
金 : 4,429円/g
銀 : 82,320円/kg
プラチナ: 3,885円/g
●前日比
金 : -64円
銀 : -1,780円
プラチナ: -45円
ニューヨーク商品取引所8日の金塊先物相場は、欧州中央銀行(ECB)定例理事会での金融緩和と銀行支援策が好感されて上昇した後、その後のドラギ総裁によるEU諸国の国債購入拡大についての消極的な発言が市場の失望を招き反落、前日比$31.10安の$1709.80で取引を終了した。ECBは政策金利を予想通り0.25%引き下げ、さらに銀行に対し3年に期間が延長された資金供給及び担保条件の緩和を発表。これを受けた段階では金は1760ドルまで一時上昇した。その後に継続されたドラギ総裁の記者会見で、ECBによるEU諸国の国債購入の拡大を示唆した覚えはないとする発言がされると欧州の債務危機が再燃、失望が大きかったことやドル高にも圧迫され下げ幅を拡大した。