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前田健太がノーヒットノーラン達成

 プロ野球・広島東洋カープの前田健太投手(23)が6日、横浜市の横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ1回戦で、無安打無得点試合(ノーヒット・ノーラン)を達成した。プロ野球通算74人目、85回目。06年9月16日に山本昌(中日)が阪神戦で記録して以来、6年ぶりの快挙だった。広島の投手としては、99年5月8日に佐々岡真司が中日戦で達成して以来通算4人目で6回目。

 前田健は大阪府出身。06年秋の高校生ドラフト1巡目で広島に入団。10年に15勝(8敗)を挙げて最多勝と最優秀防御率、最多奪三振の投手3冠に輝き、沢村賞を受賞した。昨季は10勝(12敗)ながら、2年連続で最多奪三振のタイトルを獲得した。【岸本悠】

 ○広島2−0DeNA●(6日・横浜)

 広島が前田健の無安打無得点試合の快投で4連勝。一回に丸の適時打で先制し、九回にはニックの1号ソロで貴重な追加点。前田健は速球、変化球ともキレが申し分なく、許した走者は六回と九回の2四球だけだった。DeNAは3試合連続の零敗。

 ◇苦い記憶 払拭

 大記録達成となる打球は、自らの手で処理した。広島・前田健は九回2死一塁から横浜・梶谷の投ゴロを捕り一塁へ送球。アウトを確認して両手を突き上げると、駆け寄ってきたチームメートの歓喜の輪に包まれた。

 30日の中日戦で開幕投手を務めたが、5回3失点で敗戦投手となり、「力んでしまった。開幕投手用の投球をしてしまった」と話した。その反省を生かしたのか、この日は、すべてのボールが抜群に良かった。ストレートは手元で伸び、スライダーはベースの端をギリギリでかすめる。かと思えば、フワリとしたチェンジアップで打者のタイミングを外す。「力を入れるところは入れ、抜くべきところは抜く。それが僕の良さ」と話す通りの投球。DeNA打線は翻弄(ほんろう)されるばかりだった。

 唯一、ピンチだったのは六回。2死から代打の内藤に対して四球を与え、初の走者を出した。捕逸で二塁に進まれたが、あわてることはなかった。石川に外角のチェンジアップを引っかけさせて遊ゴロに打ち取り、切り抜けた。

 昨年10月、ヤクルト戦で九回1死までノーヒットに抑えながら、その後に打ち込まれて逆転サヨナラ負けを喫した苦い記憶がある。「悔しい思いをした」と前田健。その屈辱を、見事に払拭(ふっしょく)してみせた。
by cpu-700mhz | 2012-04-07 01:14
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