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ケ・セラセラ なるようになる~

しゃべらずに相手をのせる会話術

 「自分は話下手かもしれない……」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。話すことに苦手意識がある人は、聞き役に回ることが多いはず。一方で、相手にばかり話をさせていると、盛り上がっていない空気にもなりがちです。

 どのようなことに気をつければ、自分はできるだけしゃべらずに相手を楽しませることができるのでしょうか? 口下手な人のコミュニケーション術を考えてみました。

■人は相手の表情を見て、心を読み取ろうとする

 楽しい話をしていても、聞き手が無表情でコクコクうなづくだけだと、「聞いていてつまらないのかな?」と思いますよね。民芸品の張子の虎ではないのだから、少しは活きた反応がほしいもの。

 人の心は、表情やしぐさに表れます。特に日本人は、自分の感情を表現しないよう、無意識にコントロールしている人が多いようです。口下手な人は意識的に感情をいつもより大げさに表現すると、相手はコミュニケーションに心地よさを感じるでしょう。

■相づちの基本は相手と同じ表情

 人は話をするときに、共感してほしいと思って話をすることが多いと思います。口下手な人は、相づちを打つときに相手と同じ表情をするよう意識してください。どんな話題のときにどんな相づちやしぐさをすれば、好感度が高いかまとめてみました。

□楽しかった話・面白かった話
 
 口角を上げ、目尻を下げた笑顔。少し前のめりの姿勢になり、「うん!うん!」と細かく相づちを打つことで、「話の続きを聞かせて!」という気持ちを表現します。

□悲しい話

 やや伏せ目がちで、表情筋を下げて悲しげな表情を作ります。眉を八の字にしながら、「うん……そうなんだ……うん……」と痛み入るように相づちを打ちます。

□怒った話

 顔全体に力を入れ、口を「へ」の字にして怒りの表情を作ります。握りこぶしを握ると自然と険しい表情が作れます。相づちは「えぇっ!?」「信じられない!」「それはひどい!」など短めに。

■会話を掘り下げよう

 話を聞く気がないときには、その話題を終わらせようとして話を掘り下げませんよね。逆に、興味があるときは「もっとその話を詳しく聞きたい!」と話を掘り下げようとします。話を掘り下げることは、「あなたに興味があります」というメッセージにもなるので、気になる人の会話はどんどん掘り下げて聞くようにしましょう。

 例えば「服を買った」と言うなら、「どんな服?」「どこで買ったの?」「今のシーズンの?」など、話を掘り下げるような質問ができるはずです。
 この会話を掘り下げるテクニック、プライベートな話や悲しい話などで使うと、「根掘り葉掘り聞かれてる」と思われることがあるので、相手を不愉快にさせることも。基本的には楽しい話のときに使ったほうがいいでしょう。

■自分から口下手だと伝えよう
 
 「自分は口下手だから」とアプローチができない人がいます。「話さなきゃ!」という強迫観念があるかもしれませんが、早い段階で「口下手です」「緊張しています」と自分から伝えてしまうのはひとつの手。あなたが話をしようとしなくても、相手は「自分が嫌われてるわけじゃないんだ!」と安心します。

 無理に話そうと思うとますます話せなくなってしまうもの。まずは気持ちのいい聞き役に徹したほうがいいかもしれませんね。
by cpu-700mhz | 2012-04-22 20:00
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日々のニュースを中心に時々プライベートなことも書き綴ります。

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