長時間ネットを使っている人は心の病気になりやすいらしい
仕事にプライベートに。もはや生活に欠かせないものとなった「インターネット」。実際にネットを使わない日なんてあるだろうか。
そんな現代人に、注意しなければならない研究結果が発表された。パソコンや携帯電話で長時間ネットを使っている人は睡眠障害や心の病気になりやすいというのである。 スウェーデンのヨーテボリ大学が20才〜24才の男女4100名に対して行った調査で判明したものである。1年に渡る調査の結果、パソコンやケータイを長時間使用する人は、ストレスが増加し、うつをはじめとした心の病気や睡眠障害になりやすくなることがわかったそうだ。 研究チームのリーダーであるSara Thomee氏によると、パソコンと精神疾患には強い関係があるそうだ。Thomee氏は「人はパソコンの前にいると、ネットサーフィンやSNSに夢中になり、ついつい予定していた時間より長くパソコンを使いがちです。これが他のやらなければならないこと、またはやりたいことをやる時間を奪ってしまう。それが知らず知らずのうちに心に負担をかけてしまうのです」と語る。 ストレスを与えるのはパソコンだけではない。携帯電話もだ。例えば、メールや電話を返し忘れると、心が罪悪感を感じ、それがストレスとなる。また、オンラインゲームのユーザーはよりうつの危険性が増す。特に女性への影響が大きいそうである。 ついついネットで時間を浪費してしまい、ほかのことができない。メールの返信が遅れて焦ってしまう。誰にでも身に覚えのあることではないだろうか。 とは言え、もはや私たちの生活からパソコンをなくしてしまうことはできない。個人の生活だけではない。社会さえも回らなくなってしまう。ではどうすればいいのか。研究チームは「精神疾患にかからないためにも、時間を守って使用する必要があると言えます」と、注意を促している。自分の身は自分で守るしかなさそうだ。
by cpu-700mhz
| 2012-08-24 16:14
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