歌手の西城秀樹(53)が8日、「一日脳卒中予防大使」に任命され、都内で行われた脳卒中予防啓発イベントに参加。03年に韓国での公演中に脳梗塞(こうそく)を発症。闘病とリハビリを乗り越えた経験を持つ西城は、後遺症によるうつ病になったことを告白した。
西城は「最初の2年は大変だった。後遺症でうつ病にちょっとなりました。ベッドの中で暗い気持ちになって。自殺とはいかないまでも、このまま息が止まってもいいと思ったことはある」と振り返った。結局は妻や子供、そして周囲の友人の支えで、病を克服することができたという。
「支えを受けて、自分にはまだやることがある、と使命を感じた。死を免れ、生きている喜びを感じるようになった。病気には、治す気、元気。私はヒデキ!」。元気に呼び掛けていた。