集英社は1日、月刊誌「PLAYBOY日本版」について、11月に発売する2009年1月号をもって出版を終了すると発表した。米国のプレイボーイ・エンタープライズ社とのライセンス契約を年末で終了する。同誌は1975年5月に創刊。開高健の「オーパ!」などの名物連載で人気を集めた。発行部数は一時約90万部に達したが、ここ半年の平均発行部数は約5万5000部で推移していたという。
集英社は「インターネットや携帯電話の普及などの影響もあり、男性誌を取り巻く環境が年々悪化するなかで、一時代を築いた『PLAYBOY日本版』も例外ではなく、ここ数年、売り上げ部数・広告売り上げが減少傾向にあった。社としての中長期的展望の中で、今回の判断に至った」としている。
同社によると、週刊プレイボーイは、ライセンス契約とは関係なく、これまで通り発行するという。