08年度に放送されたテレビCMの好感度などを総合評価する「日本のベスト・アドバタイザー2008」の調査結果が14日、CM総合研究所により発表され、「ソフトバンクモバイル」が初のナンバーワンに輝いた。
08年度に47作品が放送され、女優・上戸彩さんと白い犬のお父さんとの軽快なやりとりが消費者の心をつかんだほか、旬な話題を取り入れたタイムリーなCM展開が消費者に評価され、他社を圧倒した。
アイドルグループ「嵐」や、女優・藤原紀香さんら、人気タレントを起用する企業が多い一方で、最近ではプロゴルファー・石川遼選手や、フィギュアスケート・浅田真央選手のようなアスリートを起用する企業が増えている。
CM総合研究所・関根建男代表は、データを基に「アスリートにはタレントにない清潔感や説得力がある。09年度はこういったアスリートを起用する企業が増えていくと思う」と分析した。