アイスコーヒー飲料が好きならば、飲んだ後はディナーは我慢するか、ジムに行ったほうが良いと英国のがん研究団体が警告している。アイスコーヒー飲料には、夕食1回分に相当するカロリーのものがあるからだ。
ワールド・キャンサー・リサーチ・ファンド(WCRF)は、英国内にある大手コーヒーチェーンのスターバックスやカフェ・ネロ、コスタ・コーヒーなどが販売しているアイスコーヒー飲料を対象にカロリー調査を実施した。
最も高カロリーだったのは、スターバックスの「ダークベリー・モカフラペチーノ」のベンティサイズ(最大サイズ)で561カロリー。多くのアイスコーヒー飲料が200カロリーを上回っていた。
専門家によると、健康的な体重を維持するために必要な1日当たりの摂取カロリーは女性が約2000カロリー、男性が2500カロリー。ダイエット中ならば1000─1500カロリーに抑えるべきだという。
WCRFのレイチェル・トンプソン博士は「こうした飲み物を定期的に摂取していると、肥満になる可能性が高まり、がんや心臓疾患、糖尿病になるリスクも高まる」と指摘する。