救急車呼ぶと4万円…一斉反発
来年7月1日以降、ニューヨークで交通事故に遭って救急車や消防車を呼んだら、消防当局から490ドル(約4万円)の“衝突税”が請求される−。こんな案を現在、ニューヨーク市消防当局が検討している。
交通事故で車両火災が発生、ケガ人が出て消防士が現場に急行した場合は490ドル。ケガを伴わない車両火災は415ドル。火災やケガ人がなくても事故現場に消防士が駆けつけたら365ドルを徴収するというもの。 深刻な財政難から考え出された“Crash Tax”だ。 「事故を起こした当事者に、その責任をとってもらい、普通に税金を払っている善良な市民を守りたい」というのが消防当局の言い分で、これで年間約100万ドル(約8300万円)の経費節減になるという。 これを聞いた人たちは一斉に反発。事故となればケガ、高い治療費、賠償金など様々な痛みが伴うというのに“衝突税”まで加わってはたまったものではない。 「もう十分、高い税金を払っているのに、これでは税金の二重取りだ」と訴える人も。保険会社も難色を示している。 来年1月にはその是非を問う公聴会が開かれることになっているが、仮に市議会の許可がなくても実施可能という。 ただ、「カネを払わないと病院に運んでもらえないのか」との声には「それはなし。消火、搬送して後で請求書という仕組み」。天下の悪法か、事故を減らす妙案か。はたまた−。
by cpu-700mhz
| 2010-12-31 17:00
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