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ケ・セラセラ なるようになる~

マツコvsはるな愛 身の毛もよだつオカマ全面戦争(3)

 本誌は絶対タブーとされている共演NGリストを入手した。そこから垣間見えてくるのは、おネエ系タレントを巡るまさに複雑怪奇な派閥事情だ。

 「現在、派閥は大きく別けて3グループに分けられます。最大派閥がヘアメークアーティストのIKKOをリーダーに植松晃士、如月音流、チャーリー礒崎、別府武彦らがメンバーの“IKKO会”。ニューハーフ・はるな愛をリーダーに山咲トオル、前田健、楽しんごらが名前を連ねる“ラ部”。そして、もう1つが最少人数ながら、破竹の勢いを見せるマツコ・デラックスとミッツ・マングローブの2人から成る“マッツ”です」(事情に詳しい芸能プロダクション関係者)

 リストから読み取れるのが意外な対立構造だ。

 「“マッツ”VS“IKKO会”と“ラ部”という1対2の対立です。“IKKO会”と“ラ部”は、比較的友好関係を保っていて、番組共演もOK。プライベートでも交流がある。しかし、マツコとミッツは他の“おネエ系タレント”からダカツの如く嫌われている。テレビ界の新参者なのに、あの毒舌とインテリぶりが鼻につくらしい。もちろん、いまのブレイクに対するオカマの嫉妬もあるのでしょう」(お笑い番組事情通)

 テレビ業界で出回るこのリストの中で特に目を引くのがマツコと人気を二分すると言ってもいい、はるな愛との関係だ。共演NGリストには、赤字で強調され“特”という字まで記されているのだ。

 「意味するのは、2人は絶対に共演させてはいけないという意味です。だから特がついている。要はスペシャルという意味です。これを無視したキャスティングをしようものなら、血の雨が降ることになる」(民放プロデューサー)

 そもそも、マツコとはるなの犬猿の仲は「女装」と「ニューハーフ」の違いにあるのだという。

 「マツコは見た目は化粧をしているが、体は男性。実際に心は男と公言しています。一方の性同一障害者である、はるなは180度違う。心が女性で手術をして体も女性になった。分かりやすく言えば、マツコは同性愛者だが、はるなは女性の心で男性を愛している。だから永遠に分かり合えない複雑な関係なんです。しかも、はるなは美しいモノが好き。美的センス、バラエティー系タレントからも、毒舌で売るマツコを認めることができないのです。もっとも、2人が38歳の同い年、加齢臭を気にしているというのも見逃せません(笑)」(バラエティー番組プロデューサー)

 いま勢いに乗るおネエ系タレントの中で唯一、マツコに対抗できるのが、今年の『24時間テレビ〜愛は地球を救う』(日本テレビ)のマラソンランナーでもあるはるな愛なのは事実。

 「業界では、マツコとはるなを一緒に共演させたら『社長賞もの』と言われていますよ。日テレではゲイのプロデューサーを担当にしてマジで共演実現を狙っています」(編成マン)

 広告不況のテレビ界の未来を左右すると言っても過言ではないおネエ系。来年の勢力分布図はどのように変化しているのか。

 とはいえ、人気の廃りが早いのもおネエ系タレントの特徴だが。
by cpu-700mhz | 2011-01-05 15:00
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