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ケ・セラセラ なるようになる~

AKBに“丸め込まれた”鬼畜雑誌

 選抜総選挙の次は選抜じゃんけんと、その話題性と人気で芸能界を席捲しているAKB48。その勢いはしばらく続くのだろうが、それと共に問題化していたのが、そのメディア戦略だった。

「唯一、AKB48関連のスキャンダルを書いていたのが『週刊文春』(文藝春秋)ですが、他の多くの雑誌媒体がまるでAKB48応援団のようになって久しい。『フライデー』(講談社)や『フラッシュ』(光文社)といった写真週刊誌も頻繁にAKB48を表紙に登用し、グラビアもてんこ盛りでバックアップしています。仕掛け人である秋元康と電通の大勝利と言っていいでしょう」(出版関係者)

 そんな中、出版業界で最も「AKB48に"やられた"象徴」とひんしゅくを買っているのが、「BUBKA」(コアマガジン)なのだという。

「BUBKAと言えば、かつては宮沢りえと中田英寿のキス写真や、奥菜恵と押尾学のニャンニャン写真など、一般誌ではなかなか報じられないスキャンダル写真を掲載していた、いわば鬼畜系裏情報雑誌だった。また、姉妹誌が、音事協が中心となり、お宝写真を掲載された複数のタレントから集団訴訟されたり、児童ポルノ禁止法違反で元編集長が逮捕されるなど、"イケイケ"スキャンダル雑誌でもあった。それが今では『AKB48応援』一色ですからね」(マイナー雑誌に詳しい出版評論家)

 それは"やられた"どころではない、と嘆くのが、スキャンダル路線のころに「BUBKA」に関わったライターだ。

「名物編集長だった寺島元編集長が交代して以降、この傾向が顕著になりました。これまでも、AKB48側からさまざまな懐柔が行われていたようですが、秋元康のインタビューを掲載するわ、卒業した途端にメンバーの熱愛を報じるわなど、これまでの『BUBKA』はどこに行ってしまったのか、という状態です。特に秋元氏の巧妙な点だと思うのですが、AKB48のイベントやコンサートに『BUBKA』のスタッフも招待するんです。しかも、かなりいい席にね。彼らは、これまで芸能界からそんな待遇を受けたことがないので、もうそれがうれしくてしょうがない。今では編集部は『AKBヲタ』の巣窟といった感じです(笑)。それだけでなく、自社の他媒体がAKB48を批判的に取り上げようとした際、圧力までかけたらしい。何を考 えているんだか」

 AKB48側からの手厚い待遇に「自分たちは一流雑誌だ」と勘違いしている、との批判まで出る始末。誤解されないように言っておくが、筆者は過去の鬼畜スキャンダル路線「BUBKA」を評価しているからこその苦言なのだ。

 秋元の手腕にメディア業界全体が"丸め込まれた"状態の昨今。「BUBKA」も早く目を覚まして、マイナー雑誌の意地を見せてほしい。AKB48賛美一色の気持ち悪い状況を脱し、「BUBKA」にしかできない、衝撃のAKB48スキャンダルをマジで願う。
by cpu-700mhz | 2011-07-18 18:00
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