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ケ・セラセラ なるようになる~

非常に残念なタイの吉野家

すでにタイでチェーン展開をしている牛丼レストラン・すき家。続いて吉野家もタイの首都・バンコクに店舗をオープンし、多くのタイ人や日本人が訪れているという。吉野家は、かつてタイに進出して撤退したことがあり、一度失敗をしている。
はたして今回のタイ進出は成功するのか? 実際にタイに出向いて吉野家の牛丼を食べてみた。料理をレビューするにあたり、『TVチャンピオン』の焼肉王選手権とデカ盛り王選手権で準優勝をしたグルメ評論家・のりすけ氏に同行してもらった。
今回注文した料理は、牛丼並盛と海苔のお吸い物、そして鶏唐揚げとコカコーラである。結論からいえば、牛丼はとても美味しい。ほぼ日本と同じ味を堪能できるといっていいだろう。ご飯もしっかりと美味しく炊かれており、米粒のモチモチとした食感が牛丼の汁の美味しさを増している。
しかし、どうしていつも吉野家はツメが甘いのか? 鶏のから揚げはお金をとって提供するレベルのものではなく、食感も味も満足できるレベルではなかった。味をタイ人に合わせているのかと思い、バンコクでから揚げを提供している店を何軒かまわってみたが、どこも吉野家より美味。吉野家のから揚げが低レベルであるという事実は覆らなかった。
その問題の最大の原因は、衣である。とにかく食感が悪く、クリスピーでもなければ、ジューシーでもない。何のために存在しているのか問いたくなるレベルの衣である。鶏肉自体もこれといった特徴がなく、ウマミが足りない。バンコクの屋台で40円の唐揚げを買った方が数倍マシといえる。正直、このレベルでお金をとるのは勘弁してほしい。
残念ながら、から揚げは散々なものだった。しかし、牛丼は日本と大差ないレベルのものを食べることができ、非常に満足できるものだった。タイの吉野家はサイドメニューが弱すぎる。妥協することなく、徹底して感動できる美味しさを提供してほしいものである。
また、店頭にある料理の見本が飾られたディスプレイも、まったく食欲をそそらせるものではなかった。どうしてこうもツメが甘いのかわからないが、とにかくから揚げだけでも改善してほしいのは確かだ。
by cpu-700mhz | 2012-01-24 20:00
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