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ネットやケータイは子どもの日常をどう変えた?

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2007年12月、総務省は、未成年者が携帯電話やPHSを契約する際、アダルトサイトなどの閲覧をブロックする「フィルタリング」の導入を原則として義務づけるよう携帯電話大手各社に要請しました。

この背景には、ケータイやネット絡みで未成年者が犯罪に巻き込まれるケースが増え、国として規制が必要になってきた現状があるようです。いったい、ケータイやネットの普及は、子どもたちの日常をどう変えてしまったのでしょう?

「大きく変わったのはコミュニケーションのスタイル。最近の10代によく見られるのが、コミュニケーションツールとしてケータイやネットを利用するのではなく、それらがあるがゆえにコミュニケーションが発生するという逆転現象です」と教えてくれたのは、「ネットと教育」というテーマで活動をしているITジャーナリストの 成松哲氏。

多くの中高生が「ケータイに振り回されている」と自覚しているにもかかわらず、メールの返信は5分以内にするという子が多く(リンク参照 ※R25.jpではリンクが掲載されています。)、リアクションがない状態に大きな不安を抱いてしまうのが彼らに共通して見られる特徴なのだとか。

確かに10代っていろんなものにハマる時期だけど、なぜケータイやネットへの依存という方向に進んでしまうのでしょう? 『大人の知らない子どもたち』の著者の今一生さんに伺ってみると…。

「『友だちとは何か』という疑問や、出来心で行動したくなる心理、親やまわりからの圧迫に対する不満などは、いつの時代も共通して子どもが抱えているもの。今までの子どもは、そのはけ口として周りの人に直接ぶつかっていきました。が、今の子どもたちはケータイやネットを利用することで、友だちを役割別に分類すること や、自由な情報収集、不満を理解してくれるネット世界の発見など、自分にあった解決方法を見つけられるようになった。こんな便利なものなら、ハマるのもおかしくはないですよね」

便利なのはわかるけど、子どもらしさみたいなものが薄れていっているような…。子どもにとっては昔と今、どちらの方がよかったのですかね?

「環境は今の方が便利ですが、昔の子はまわりに揉まれることで得るものも多かったですからね。一長一短ではないでしょうか」(今氏)

単純に我々の子ども時代と比較するのは難しいようです。ただ僕らもゲームに夢中だったとき、親によく止められたもの。ネットに関しても、やはり大人が子どもを守る社会的な環境づくりが大切なのかもしれません。
by cpu-700mhz | 2008-02-24 13:00
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