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日産「GT-R」がワンツーフィニッシュ、デビュー戦で強さ見せた

日産「GT-R」がワンツーフィニッシュ、デビュー戦で強さ見せた_d0147099_15293574.jpg

 自動車レースの国際シリーズ「スーパーGT」第1戦の決勝が15日、三重県鈴鹿市の「鈴鹿サーキット」(1周5.807キロ、決勝52周)で行われた。500クラスでは前日の予選でトップ3を独占した日産「GT-R」がこの日も強さを見せ、予選2位の本山哲/ブノワ・トレルイエ組が、ポールポジションのミハエル・ クルム/柳田真孝組を24周目で抜き、そのまま僅差で勝利を挙げた。トヨタ・レクサスSC430の脇阪 寿一/アンドレ・ロッテラー組が3位に入った。

 レースは開始直後から本山/トレルイエ組とクルム/柳田組がトップ争いを展開し、そのままワンツーフィニッシュ、他の車が付け入るすきはなかった。1位と2位の差は1秒以下だが、3位に入って一矢を報いた形の脇坂/ロッテラー組とは25秒以上の差ができた。

 GT-Rは94年にスタートした全日本GT選手権シリーズで5度のタイトルを獲得した名車だが、排ガス規制などの基準をクリア出来なかったことから生産を中止。04年からすべての日産チームはフェアレディZで参戦していた。

 日産は、昨年11月に東京モーターショーで発表、12月に発売した新型GT-Rを、500クラスに出場する全5チームに投入、今回のレースが本格デビュー戦。国内3大自動車メーカーがしのぎを削る市販車改造レース「スーパーGT」で、トヨタレクサス、ホンダNSXと激突する形となっていたが、「GT-R」が鮮烈な 強さを見せつけた。
by cpu-700mhz | 2008-03-17 15:29
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