歌手の松山千春が25日未明、コンサートツアーの滞在先で体調不良を訴え、緊急入院した。搬送された病院での診断の結果、不安定狭心症と診断され急遽『経皮的冠動脈形成術』の処置が施された。意識ははっきりしていて、命に別状はないものの当面安静が必要となり、27日以降のコンサートツアーはすべて中止となった。
松山は、先月から始まった全国ツアーの真っ最中で、23日に福岡サンパレスでの公演を終えたのち、27日に予定されていた三重での公演に向かう滞在先で体調不良を訴えたという。所属事務所によると、今後のスケジュールについては病状を見てから決めていくとしているが、診察した医者の進言もあって、27日の三重県文化会館から7月11日の北海道厚生年金会館までの計7本のコンサートは中止。また、FM局NACK5のレギュラー番組『松山千春のON THE RADIO』については、松山と関わりのある人を、所属事務所とNACK5とで選定するという。