自動車大手「ホンダ」は28日、新しいナビゲーションシステムを発表した。自動車メーカーとしては世界初となる、省燃費ルートやETC割引ルートを検索できる。
ホンダが発表した新しい「インターナビ・ルート」は、従来のようにそれぞれの車に積まれたナビがルートを検索するだけでなく、車を運転中のユーザーの情報をセンターサーバーが集めて解析し、最適なルートをドライバー各自に配信する。中には、燃料消費量の少ない道を優先し、二酸化炭素の排出量を減らすルートや、ETCの割引額が大きいルートを検索するなど、ドライバーの目的にあわせて配信することができる。国内の自動車販売の不振が続く中、ホンダは「ナビの魅力によって自動車の購入が増えれば」と期待を示している。