ニンテンドーDS用ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」で知られる東北大学加齢医学研究所・川島隆太教授が4日、東京・千代田区で「二輪車乗車と脳の活性化の関係」についての研究結果を発表した。
川島教授は、二輪車に乗車した時の脳の変化を調べた結果、運転者の脳が活性化されること、ストレス軽減や脳と心の健康にポジティブな影響を与えることを立証したと主張。「二輪車を運転することで、身体不調の改善や仕事のミス軽減につながる効果がある」と説明した。
また、「楽さや便利性を求められる文化の中で、脳も体も使わなくていいという時代になってきている。しかし、私は今回の実験で、バイクのような努力と緊張感を強いられるものは脳の活性化に必要だと思います」と説いた。