夜逃げする人、しようと考えている人は、消費者金融などの厳しい督促から逃れたいから、というのがその理由でしょう。
しかし、意外と簡単に居場所がばれてしまうものです。
それはなぜか?
消費者金融などは、行方不明の債務者に対しては定期的に住民票を徴収しているんです。
夜逃げをする人は住民票を新しい住所に異動させないのが普通ですが、どうしても住民票を異動する必要性が出てくることがあります。
夜逃げ先で見つけた就職先で資格の取得が必要になったり、パスポートが必要になった場合などです。まさか夜逃げしてきたので住民票を異動できない、とは勤務先に言えないですよね。
「もう大丈夫だろう」と住民票を異動したとたんに新しい住所に督促が来ます。
住民票が必要になるのは日常生活上いつでも起こりうることですから、新しい住所が消費者金融などに発覚するのを恐れながら生活するよりも、債務整理を完了させて生活をやり直したほうが得策だと思いませんか。